ブログ
- 2024/08/14よくあるお悩み,アートメイクについて
- アートメイク・眉の形や色の失敗事例を画像で解説:失敗しないための対策とは?
こんにちは、赤坂ビューティークリニックの青山です。
今回は、アートメイクの失敗事例について、画像を交えながら解説していきたいと思います。
最近、他院でのアートメイクの失敗を修正してほしいというご相談が非常に増えています。失敗の原因は大きく分けて二つあり、一つは形の問題、もう一つは色の問題です。
これらの問題をどのように修正するか、また、その原因について画像を見ながら詳しく説明していきます。
アートメイク・眉の形の失敗事例1
アートメイクで眉の形に失敗することは、非常に多く見られる問題です。ここでは、他院で施術された失敗事例を通じて、その原因と対策を詳しく解説します。
失敗の要因を理解し、同じ過ちを避けるために、どのような注意が必要かを見ていきましょう。
眉の形の失敗事例1:他院で施術後の画像
まずこちらの画像をご覧ください。本来の眉の位置から大きく外れて、赤い部分がはみ出しています。これは形と色、両方の問題がある典型的な失敗例です。
形の問題に関しては、デザインの不備が原因です。適切なデザインがされていないと、このような不自然な位置に眉が描かれてしまいます。赤坂ビューティークリニックでは、カウンセリング時に普段のメイクをした状態で来院していただき、そのメイクを基にデザインを行うようにしています。また、デザインは起きた状態で行い、施術は寝た状態で行うことで、位置のズレを防ぎます。
色の問題については、使用するインクの質が影響しています。安価な中国製インクには鉛が多く含まれていることがあり、これが酸化して赤く残ることがあります。赤坂ビューティークリニックでは、FDA(米国食品医薬品局)認証のアメリカ製インクを使用しており、このようなリスクを極力排除しています。
さらに、眉の動きに影響を与える要因として、目を開ける際に額を使う癖がある場合、眉の位置がずれることがあります。こういった場合には、施術前にボトックス注射で額の動きを抑えることで、安定したデザインが可能になります。
このように、適切なデザインと高品質なインクの使用、さらに個々の癖に合わせた施術を行うことで、アートメイクの失敗を防ぐことができます。
赤坂ビューティークリニックで修正施術後の画像
こちらは当院で修正施術後の画像です。まず、普段のメイクの状態で来院していただき、その状態を基にデザインを行いました。デザインは患者さんが起きた状態で行い、施術は寝た状態で行うため、位置のズレがないようにしています。
インクに関しては、赤坂ビューティークリニックではアメリカ製の高品質なインクを使用しており、酸化による色の変化を防いでいます。今回の症例では、もともと赤くはみ出ていた部分を隠すために、少し太めのデザインにしました。このようにして、自然な形に修正することができました。
修正前の不自然な形や色むらが見事に解消され、患者様にも大変満足していただけました。
総括
実際に2つの画像を見比べると、このように変化しています。他院で施術後の画像では、色も位置も明らかに不自然です。これに対して、赤坂ビューティークリニックでの修正施術後は、自然な色と形に改善されています。
眉を上げる癖がある方には、ボトックス注射を行い、眉の動きを抑えることで、より自然な仕上がりを実現することができます。修正前後の画像を見比べると、修正の効果が一目瞭然です。失敗を防ぐためにも、経験豊富な施術者と高品質なインクの使用が重要です。
アートメイク・眉の形の失敗事例2
最初の事例で眉の形の失敗について解説しましたが、実は他院での失敗例は一つだけではありません。
ここでは、さらに別の事例を紹介し、形の失敗がどのようにして起こるのか、そしてその修正方法について詳しく見ていきます。複数の事例を通して、より具体的な対策を学びましょう。
眉の形の失敗事例2:他院で施術後の画像
こちらの症例も、はみ出た部分が赤くなっています。この赤みは、もともと赤いインクを使用していたわけではなく、使用されたインクが酸化した結果です。本来であればブラウンのインクが使用されるべきですが、安価な中国製インクや質の低いインクが使われると、鉛の含有量が多く、その鉛が酸化することで赤く残ってしまいます。
この症例では、デザインの問題よりも、使用されたインクの質が大きな原因と考えられます。質の高いインクを使用すれば、このような赤みが残ることは避けられます。赤坂ビューティークリニックでは、アメリカ製の高品質なインクを使用しており、こうした問題を未然に防いでいます。
赤坂ビューティークリニックで修正後の画像
こちらは、赤坂ビューティークリニックで施術し直した後の画像です。ご覧の通り、ブラウン系の自然な色で仕上げており、赤く残ることもなく綺麗に整っています。
この症例からも分かるように、使用する材料の品質が非常に重要です。色選びも大切ですが、その前にきちんとした高品質なインクを使用することが不可欠です。赤坂ビューティークリニックでは、アメリカ製の高品質なインクを使用しており、施術後も色が変化するリスクを抑えています。
総括
2枚の画像を見比べていただくと、違いは一目瞭然です。他院で施術後に部分的に赤く残っているのは、安価な中国製インクや鉛の多いインクを使用したためです。これらのインクは酸化しやすく、結果として赤みが残ってしまいます。
一方で、赤坂ビューティークリニックでは、高品質な材料を使用しています。そのため、施術後に色が変化することなく、美しい仕上がりを維持できます。正しい材料を使うことで、アートメイクの失敗を防ぎ、長く満足いただける結果を提供できます。
アートメイク・眉の色の失敗事例1
眉の形だけでなく、色の失敗もアートメイクではよく見られる問題です。ここでは、他院で施術された眉の色の失敗事例を紹介し、その原因と適切な対策について解説します。
色の問題は仕上がりに大きな影響を与えるため、正しい知識と技術が求められます。
眉の色の失敗事例1:他院で施術後の画像
こちらの症例をご覧ください。中央部分がグレーで、周りがオレンジや赤っぽくなっています。本来、ブラウンのインクを使用するべきなのですが、安価な中国製インクや質の低いインクを使用すると、酸化して赤みが残ることがあります。オーガニック系やアメリカ製の高品質なインクを使用すれば、このような色の変化はほとんど起こりません。
この事例では、使用されたインクが原因で、時間が経つにつれて色が変わり、赤みが強くなってしまいました。安価なインクの特徴であり、このような問題を避けるためには、質の高いインクを選ぶことが重要です。
赤坂ビューティークリニックで修正後の画像
こちらは、赤坂ビューティークリニックで修正した後の画像です。アメリカ製の高品質なインクを使用してやり直しを行い、色の発色も非常に良好です。眉の幅も自然で、不自然な仕上がりになることはありません。
施術を2回行うことで、その後2〜3年間きちんと色が持続し、変な色残りもありません。やはり、使用する材料の質が非常に重要です。質の高いインクを使用することが、長持ちする美しいアートメイクを実現する鍵となります。
総括
2枚の画像を見比べると、明らかに違いがわかります。他院で施術後の画像では、赤い部分が滲み出ており、酸化してしまっています。本来の色はブラウンだったはずですから、高品質なインクを使用すれば、当院で修正施術後の画像のように自然な仕上がりになります。
アートメイクで大切なのは、以下の三つです。
-
1.色の自然さ:高品質なインクを使用することで、色が変わることなく自然な発色が維持されます。
-
2.形の自然さ:丁寧なデザインと施術で、眉の形が自然になります。
-
3.酸化防止:安価なインクではなく、酸化しにくい高品質なインクを使用することが重要です。
これらを守ることで、アートメイクの失敗を防ぎ、長く美しい仕上がりを保つことができます。
アートメイク・眉の色の失敗事例2
色の失敗は一度起こると修正が難しい場合があります。ここでは、さらに別の色の失敗事例を紹介し、具体的な修正方法と対策について詳しく解説します。
複数の事例を通じて、色の失敗を避けるための重要なポイントを学んでいきましょう。
眉の色の失敗事例2:他院で施術後の画像
こちらの症例も、色の失敗が見られます。インクが深く入り過ぎて、どす黒くなっています。アートメイク自体はしっかり残っているものの、色が暗すぎるため、本来の美しさが損なわれています。しかし、この患者様はこれを失敗だと認識していませんでした。
失敗の原因としては、麻酔の影響があります。アートメイクを施術する際、麻酔クリームを使用しますが、その中に含まれる止血剤エピネフリンが血管を収縮させ、肌が黄色っぽくなります。この状態でインクを入れると、インクを入れすぎてしまうことがあります。また、麻酔クリームを長時間塗っていると肌荒れを引き起こし、施術者がインクが十分に入っていないと誤解してさらにインクを追加することもあります。
このような問題を防ぐためには、経験豊富な常勤の看護師による施術が重要です。麻酔の影響や肌の状態を適切に判断できる技術と経験が必要です。
赤坂ビューティークリニックで修正後の画像
こちらが当院で修正施術後の画像です。自然で美しい濃淡が表現されており、部分的に濃くなり過ぎることもありません。麻酔は通常2時間程度で効き目が切れ、その際に止血剤の効果も切れます。麻酔が切れても痛みは感じませんが、本来の色が発色してきます。
麻酔が効いている間は、肌が黄色っぽく見えるため、インクを入れすぎてしまうことがあります。このような問題を避けるためには、経験豊富な看護師が施術を行うことが重要です。経験に基づいた判断が、自然で美しい仕上がりを実現します。
総括
2枚の画像を見比べると、違いは一目瞭然です。他院で施術後の画像では、どす黒くなっている部分や濃淡の差が目立ち、インクが均一に入っていないことがわかります。本来であれば、均一に色が入るべきところが、濃く入りすぎた部分と色が抜けている部分があります。
一方、当院で修正施術後の画像では、ブラウンの色が均一に入っており、端から端まで綺麗に仕上がっています。
このように、アートメイクは色が均一に入ることが理想です。適切な技術と高品質なインクを使用することで、美しく自然な仕上がりが実現できます。
アートメイクで失敗したらやり直しできる?
アートメイクが失敗した場合、やり直しができるかどうかについてですが、基本的には可能です。ただし、前のアートメイクが形や色が大きくはみ出している場合は、一度レーザーやピーリングで消すことをお勧めします。これには約一年ほどかかることがあります。
しかし、時間をかけられないという方も多いので、多少のはみ出しであれば、その上から新たにアートメイクを施すこともあります。色が特におかしい場合は、レーザーで一度消すか、カラー変更を行い、色を薄めることがあります。
前のアートメイクを一度リセットするかどうかは、ドクターと看護師の判断に依ります。そのため、事前のカウンセリングが非常に重要です。カウンセリングでしっかりと相談し、最適な方法を選ぶことが大切です。
そもそもアートメイクで失敗しないためには
アートメイクで失敗しないためのポイントは三つあります。
1. 信頼できるクリニックを選ぶこと
しっかりとした常勤の看護師がいるクリニックを選びましょう。また、高品質な材料を使用していることも重要です。デザインの段階でも注意が必要で、起きた状態でデザインを行い、施術中に再度確認を繰り返すことが求められます。
普段のメイクをした状態で来院し、事前のシミュレーションを受けることも大切です。眉を上げる癖がある方は、ボトックス注射で眉の動きを抑えるなどの対策も有効です。
2. ドクターと看護師によるカウンセリングを受けること
施術前にドクターと看護師の両方のカウンセリングを受けることが重要です。赤坂ビューティークリニックでは、ドクターのカウンセリングと看護師のカウンセリングを経て、施術が行われます。
眉の動きが多い方には、先にボトックスを提案することもあり、これもドクターの判断に基づきます。信頼できる医療スタッフが常駐していることが、成功の鍵となります。
3. 患者自身がアートメイクの基礎知識を持つこと
患者さん自身も、アートメイクの基礎知識を持つことが大切です。例えば、眉を動かす癖がある方には、事前にボトックス注射を受けることでアートメイクがきれいに仕上がります。また、インクの品質についても知識を持ちましょう。中国製のインクは安価ですが、酸化しやすく赤みが残ることがあります。
アメリカ製のインクは品質が高く、酸化しにくいです。クリニックの選択においても、常勤の看護師がいるか、ドクターが常駐しているかなど、しっかりと確認することが必要です。
これらのポイントを押さえて、事前のカウンセリングや下調べをしっかり行うことで、アートメイクの失敗を防ぎ、満足のいく結果を得ることができます。
総括:アートメイク・眉の形や色の失敗事例を画像で解説
最後に、今回の内容をまとめます。
- 1.アートメイクの失敗は主に形と色の問題が原因であり、適切なデザインと高品質なインクの使用が重要です。
- 2.眉の形の失敗はデザインの不備や施術時の姿勢が影響するため、普段のメイクを基にしたデザインと、施術中の適切な姿勢が求められます。
- 3.色の失敗はインクの質に起因しやすいため、酸化しにくい高品質なアメリカ製インクの使用が推奨されます。
以上のポイントを参考にして、アートメイクで満足のいく結果を得るための対策をしてください。
いかがでしたでしょうか。赤坂ビューティークリニックでは、アートメイクのシミュレーションを行っています。
実際にペンで書いてみて、仕上がりを看護師と相談しながら確認することができます。初めてのアートメイクで不安な方は、まずシミュレーションから始めることをおすすめします。
このブログ記事を作成した理由は、これからアートメイクを受ける方や検討している方に、正しい情報を提供し、後悔のないアートメイクを受けていただきたいからです。事前に失敗の原因や対策を知っていただくことで、満足のいく結果を得ることができます。
ぜひ、当院のブログを参考にしていただき、アートメイクに関する知識を深めていただければと思います。何かご質問やご相談がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。ありがとうございました。
RECOMMENDあなたへのおすすめ記事
RECOMMEND閲覧ランキング
- CATEGORYカテゴリー
- スタッフブログ
- よくあるお悩み
- 新メニュー・新機種
- ハイフについて
- シミ・そばかす・肝斑について
- 脱毛について
- アートメイクについて
- シワ、毛穴、ニキビ跡、くすみなど
- すべて