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2024/10/09よくあるお悩み,アートメイクについて
リップのアートメイクで後悔しないための対策とは?
こんにちは、赤坂ビューティークリニックの青山です。

今回は、リップアートメイクについてお話しします。リップアートメイクは、美しい唇を長期間維持するための人気の施術ですが、後悔しないためにはいくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

この記事では、リップアートメイクで後悔しないための方法と対策について詳しくご説明いたします。

リップアートメイクで後悔する理由

リップアートメイクを受けた後に不満を感じることには、大きく分けて三つの理由があります。その理由として、ここでは

  1. 1.期待と異なる色の発色
  2. 2.施術後の腫れや痛み
  3. 3.形や厚みに関する不満

の3点について詳しくお話します。

期待と異なる色の発色

リップアートメイクを受けた後に後悔する理由の一つに、色の問題があります。施術後に思っていた色と違う発色になることがあります。これにはいくつかの要因があります。

まず、リップアートメイクは痛みを伴うため、施術中に塗る麻酔を使用します。この麻酔にはエピネフリンという止血剤が含まれており、これが唇を一時的に黄色っぽくします。施術が不慣れな看護師は、この黄色みを見てインクが足りないと判断し、必要以上にインクを入れてしまうことがあります。結果として、麻酔が切れて色が発色すると、予想以上に濃い色になってしまうことがあるのです。

本来であれば、施術直後は唇が若干黄色く見えますが、麻酔が切れる2時間後には色が発色してきます。このタイミングでちょうどいい色になるのが理想です。しかし、これは看護師の経験に依存する部分が大きく、麻酔の影響で黄色くなっているのか、インクが足りていないのかを見極めることが重要です。

したがって、看護師の選び方が非常に重要となります。経験豊富な看護師を選ぶことで、理想的な色の発色を実現しやすくなります。

施術後の腫れや痛み

リップアートメイクの施術後に多くの方が心配されることの一つに、腫れや痛みがあります。リップは施術後、3日から4日ほど腫れることが一般的です。施術中の痛みについては、塗る麻酔を使用するため、痛みを感じたら麻酔を追加することで対処できます。

しかし、唇にアートメイクを施すと小さな傷がつくため、稀に口唇ヘルペスが発症することがあります。赤坂ビューティークリニックでは、施術後にヘルペスの予防薬を処方しています。この塗り薬を1週間ほど塗ることで予防効果が期待できます。

また、施術後は唇を清潔に保ち、汚れた手で触らないようにすることが重要です。触ってしまうとヘルペスが発症するリスクが高まります。予防的にヘルペスの薬を4〜5日塗ることをお勧めします。これにより、施術後のトラブルを最小限に抑えることができます。

形や厚みに関する不満

リップアートメイクで後悔する理由の三つ目は、形や厚みに関する不満です。リップアートメイクの形については大きく三つの選択肢があります。

  1. 1.リップラインと呼ばれる唇の周囲だけにアートメイクを施す方法
  2. 2.フルリップと呼ばれる唇全体にアートメイクを施す方法
  3. 3.基本はフルリップで、唇の外側を自然なグラデーションにする方法

初めて施術を受ける方には、唇全体に施すフルリップが一般的です。

フルリップの場合、唇の中、つまり粘膜部分にアートメイクを施しますが、リップラインも同時に施すと不自然な仕上がりになることがあります。最近では、唇の内側にのみインクを入れ、外側はグラデーションにする方法が主流です。この方法により、自然な仕上がりを実現できます。

形に対する不満の多くは、インクが多すぎることに起因します。特にフルリップ施術でリップラインも同時に行うと、施術後の発色が強くなりすぎることがあります。そのため、唇の内側だけにインクを入れ、外側は自然なグラデーションにすることが重要です。

また、施術後の厚みに関する誤解もあります。施術直後は腫れが生じるため、唇が一時的に厚く見えることがあります。この腫れは2〜3日で引き、自然な厚みに戻ります。施術直後の腫れを見て「入れすぎた」と勘違いすることがありますが、これは一時的な腫れによるものです。時間が経てば自然に落ち着くため、心配はいりません。

リップアートメイクの長期的な影響

続いて、リップアートメイクの長期的な影響についてお伝えします。
特に1年後、2年後の唇の状態について詳しくお話します。

1年後、2年後の唇の状態

リップアートメイクの施術から1年後は、色や形がちょうど良い状態を保っています。アートメイクは通常2回の施術で完了し、その効果は約2〜3年続きますが、徐々に色が薄くなっていきます。

1年後が最も理想的な状態で、2年から2年半が経過すると、色が少し薄れてきて物足りなさを感じることがあります。そのため、最初の2回の施術に続いて、2年後に3回目のリタッチを行うと良いでしょう。

このリタッチは一度の施術で完了し、薄れた分だけ色を足すことで、常に美しい状態を維持することができます。
常にベストな状態を保つためには、定期的なリタッチが効果的です。これにより、アートメイクの美しさを長く楽しむことができます。

リップアートメイクの基本的な流れ

ここまで、リップアートメイクで後悔する理由や、1〜2年後の影響などお話してきました。
続いて、リップアートメイクの基本的な流れをご説明します。

流れは大きく、以下の4項目です。

  1. 1.カウンセリング
  2. 2.色の選定
  3. 3.施術の実施
  4. 4.アフターケア

カウンセリング

最初に重要なのはカウンセリングです。赤坂ビューティークリニックでは、ドクターと看護師の両方がカウンセリングを行います。ドクターによるカウンセリングと看護師によるカウンセリングの両方を同じ日に受けることで、より安心して施術を受けることができます。

安価なクリニックでは、ドクターのカウンセリングが省略されることがありますが、赤坂ビューティークリニックではこれを重要視しています。ドクターと看護師の両方から説明を受けることで、色やデザインの決定、アフターケアの方法についてしっかりと理解することができます。

特に色の選定やデザインの決定、アフターケアの説明は、ドクターと看護師それぞれの視点から詳細に行われます。カウンセリングの時間を十分にかけることで、不安を解消し、納得した上で施術に臨むことができるのです。

色の選定

カウンセリングが終わったら次に行うのは色の選定です。色の選定に関しては、カラーの見本がありますが、カウンセリングに来る際には普段のメイクをした状態で来ていただくことが重要です。メイクを落として来られると、普段のメイクのスタイルがわからないため、適切な色を選ぶことが難しくなります。

さらに、普段の服装で来ていただくこともお勧めします。その日だけ特別な服装をしていると、普段のスタイルと合わないデザインになってしまうことがあります。色の選定は、普段のメイクと洋服に合わせて行うことで、より自然で満足のいく仕上がりを実現できます。

したがって、普段のメイクと洋服でカウンセリングに来ていただくことが、最適な色を選ぶためのポイントとなります。

施術の実施

施術の実施において、リップアートメイクは特に注意が必要です。リップは痛みを伴うため、塗る麻酔を使用します。麻酔を塗ると、施術中は色が黄色く見えることがあります。

このため、施術直後は色が薄く見えるかもしれませんが、麻酔が切れて止血剤の効果がなくなると、色がしっかりと発色してきます。施術直後の状態が最終的な仕上がりではないことを理解しておくことが重要です。

また、リップアートメイクは一回の施術で完了するものではありません。通常、一回目の施術の後、一か月半から二ヶ月後に二回目の施術を行います。この二回の施術で最終的な仕上がりとなります。

最初の施術で完璧を求めず、二回目で完成させることを意識することが重要です。一回目で無理に完成させようとせず、二回に分けて施術を行うことが、美しい仕上がりを得るためのポイントです。

アフターケア

アフターケアにおいて特に重要なのは、口唇ヘルペスの予防です。もし心配であれば、ヘルペスになっていなくても予防的にヘルペスの塗り薬を使用することをお勧めします。

また、唇をワセリンで保護することで、乾燥や外部の刺激から守ることができます。これらのケアを一週間程度続けることで、トラブルを避けることができます。

施術後は汚れた手で唇を触らないように注意しましょう。触ることでヘルペスが発症しやすくなったり、色が落ちやすくなったりすることがあります。

リップアートメイクに限らず、アートメイク全般に言えることですが、オイルクレンジングは避けるべきです。オイルクレンジングを使用すると、アートメイクの持ちが悪くなりますので、ミルククレンジングに変更することをお勧めします。これにより、アートメイクの色持ちを長く保つことができます。

後悔しないリップアートメイクの重要ポイント

リップアートメイクで後悔しないためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
ここでは

  1. 1.色選びの重要性
  2. 2.施術者選びのポイント
  3. 3.事前カウンセリングの重要性

の3点について詳しく見ていきましょう。

色選びの重要性

色選びの際には、普段の洋服とメイクでカウンセリングに来ることが大切です。アートメイクを受けるときだけ特別な服を着てしまうと、普段のスタイルと合わない色を選んでしまう可能性があります。

色選びはカラー見本を見ながら、ドクターや看護師と相談して決めていきます。アートメイクは基本的に二回の施術で完了し、その効果はだいたい2〜3年続きます。ただし、最初の一週間は色が濃く入り、2割増し程度の濃さになりますが、一回目の施術後に半分程度色が薄れます。

実際に色を選ぶ際には、カラー見本やモニター写真を見ながら慎重に決めていただきます。最初の一週間は思っていたよりも色が濃く感じられますが、これは通常の経過ですので心配する必要はありません。

施術者選びのポイント

施術者選びのポイントについてお話します。リップアートメイクを担当するのは看護師ですが、安価なクリニックではアルバイトの看護師が施術を行うことがあります。一回目と二回目で担当する看護師が異なる、あるいは常に異なる看護師が担当する場合、施術の品質が安定しません。

安定した施術を受けるためには、常勤の看護師がいるクリニックを選ぶことが重要です。リップアートメイクが得意な看護師、眉アートメイクが得意な看護師、アイラインが得意な看護師など、それぞれの得意分野を持った看護師がいるクリニックを選びましょう。

また、施術者が誰であるかを明示しているクリニックを選ぶことも大切です。ホームページに施術者の顔写真や名前、得意分野が記載されていると安心です。赤坂ビューティークリニックでは、ドクターカウンセリングと看護師カウンセリングの両方があり、患者様に安心して施術を受けていただけるよう努めています。

ドクターが常駐していないクリニックや、月に一度しか来ないクリニックもありますが、常勤の看護師が責任を持って施術を行うクリニックを選ぶことが、後悔しないリップアートメイクのための重要なポイントです。

事前カウンセリングの重要性

事前カウンセリングの重要性についてお話します。事前カウンセリングには普段の洋服とメイクで来ていただくことが大切です。普段の状態を見せていただくことで、より自然な仕上がりを実現できます。

カウンセリングの際には、どの看護師が施術を担当するのかを確認することも重要です。安価なクリニックではアルバイトの看護師が施術を行うことが多く、毎回担当者が異なる場合があります。一回目と二回目で看護師が違う、あるいは行ってみないと誰が担当するかわからないというのは不安です。

赤坂ビューティークリニックでは、固定の看護師が責任を持って施術を行います。事前カウンセリングで担当看護師を確認し、その看護師が責任を持って施術を行うことを知っていただくことが重要です。看護師が固定されていれば、色や形の希望がしっかりと伝わり、施術の品質も安定します。

もちろん、色や形の相談も事前カウンセリングで行いますが、それ以上に重要なのは、施術を担当する看護師が固定されていることです。これにより、安心して施術を受けることができ、後悔しないリップアートメイクが実現します。

メンテナンス

リップアートメイクのメンテナンスについてご説明します。

施術後最初の一週間は、ヘルペスになる可能性があるため、特に注意が必要です。唇を触らないようにし、ヘルペス予防を心がけましょう。

その後は、保湿に重点を置くことでアートメイクを長持ちさせることができます。純正ワセリンなどを使って唇をしっかり保湿してください。アートメイクの発色は一年後が最も良く、2〜3年かけて徐々に薄れていきます。

もし二年後に色の薄れが気になった場合は、タッチアップを行うと良いでしょう。最初の二回の施術に加えて、三回目のタッチアップは必要に応じて行います。特に気になる場合だけで十分です。

これにより、常に美しいリップアートメイクを維持することができます。

トラブルが発生したら

リップアートメイクに関して最も一般的なトラブルはヘルペスです。もしヘルペスが心配な場合、事前にヘルペスの薬をお持ち帰りいただくことができます。

ただし、ご自身でヘルペスかどうか判断するのは難しいこともあります。その際には、クリニックにご来院いただくか、LINEでご相談いただくと良いでしょう。

このようなトラブルに対処するためにも、常勤のドクターと看護師がいるクリニックを選ぶことが重要です。赤坂ビューティークリニックでは、常に対応できるスタッフが揃っているため、安心して施術を受けていただけます。

総括:リップアートメイクで後悔しないために

リップアートメイクで後悔しないためのポイントについて詳しく解説しました。以下に記事の要点をまとめます。

  1. 1.リップアートメイクは色の発色が期待と異なることがある
  2. 2.麻酔の使用で施術直後は色が薄く見える
  3. 3.施術後は唇の腫れや痛みが3〜4日続くことがある
  4. 4.唇にアートメイクを施すと口唇ヘルペスが発症するリスクがある
  5. 5.ヘルペス予防薬を使用することでリスクを軽減できる
  6. 6.フルリップ施術では自然なグラデーションを目指すことが重要
  7. 7.施術直後の腫れは一時的なもので、自然に引く
  8. 8.リップアートメイクの効果は2〜3年持続するが、リタッチが必要
  9. 9.施術後のアフターケアで保湿を心がけることが大切
  10. 10.オイルクレンジングは避け、ミルククレンジングを使用する
  11. 11.常勤のドクターと看護師がいるクリニックを選ぶべき
  12. 12.事前カウンセリングで担当看護師を確認し、信頼関係を築く

リップアートメイクは美しい唇を長期間維持するために非常に有効ですが、後悔しないためには事前の準備と適切なケアが不可欠です。この記事を参考にして、満足のいくリップアートメイクを実現していただければ幸いです。



赤坂ビューティークリニックでは、アートメイクのシミュレーションを実施しています。実際にペンで書いてみて、どんな仕上がりになるのかを看護師と相談できる機会を設けています。

いきなりアートメイクを行うのが不安な方は、まずシミュレーションを申し込んでみてください。シミュレーションを受けたからといって、必ずしもアートメイクを受けなければならないわけではありません。

このブログでは、アートメイクを受けた後に後悔しないために、事前にアートメイクのメリットやデメリットをしっかりと理解していただくことを目的としています。リップアートメイクに関する情報を提供し、皆様の不安や疑問を解消できるよう努めております。

もしよければ、今後のアートメイクに役立てていただけるよう、ブログのブックマークやSNSのフォローをお願いいたします。ご相談やご質問がありましたら、お気軽にクリニックにお問い合わせください。

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