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肝斑とシミの違い、あなたはわかる?
左右の頬にぼんやりでているシミのようなもの。美白化粧品でケアしても一向によくならない、そのシミのようなものの正体は、実は肝斑かもしれません。肝斑とシミは一見似ているようですが、発生のメカニズムにも治療法にも違いがあり、間違ったケアではかえって悪化してしまうことも。そこで、肝斑とシミの違いを一体どれくらいの方が知られているのでしょうか?アンケートをとってみました。
【質問】
肝斑とシミの違いを知っていますか?
【回答数】
はい:27
いいえ:73
聞いたことはあるけどよくわからない、という人が大半
アンケートの結果、なんと7割以上の人が「いいえ」という回答でした。
・加齢からできるものだと思っていたので、大きさの違いで名前が変わるだけだと思っていました。(30代/女性/専業主婦)
・詳しくはわかりませんので、いいえにしました。CMで違うんだよと言っているのを聞いた程度です。(30代/女性/専業主婦)
・妊娠中にできやすいというのを友達から聞きましたがはっきりとは把握できていません。(20代/女性/パートアルバイト)
最近ではCMなどでも耳にすることから、肝斑という言葉は知っている人が多くなっているものの、その意味まではまだあまり多くの人には知られていないようです。妊娠中にできやすいという情報や、加齢によるものという思い込みなど、さまざまな情報が錯綜しており、なんとなく聞いたことはあるけど自信を持って「知っている」とは言えない、ということで「いいえ」と回答した人が多くなっているようです。
くわしい人もいる一方、少々あやしい人も?
「はい」と答えた人の中にも、少々不安な人がいるようです。
・肝斑はシミと異なり、紫外線由来の皮膚疾患ではなく、一般的なシミ治療では却って悪化してしまうことがあります。また、顔に左右対称に出来るのも特徴の一つです。(30代/男性/会社員)
・はっきりとわかりませんが、肝斑は年齢を重ねたもの、シミは若いもののことかと思いました。(20代/女性/契約派遣社員)
・50歳になる母親が以前肝斑に悩んでおり、どうにか出来ないかあったらインターネット等で調べたことがあるから。(20代/女性/学生)
・肝斑はホルモンバランスが原因でできるが、しみの主な原因は紫外線によるもの。(30代/女性/専業主婦)
最近ではネット上に多くの情報があるため、身近な人が悩んでいるのをきっかけに調べたことでくわしく知った、という人もいるようです。そのためかなり正確な知識を持っている人もいますが、やはりまだまだ知られていないというのが現状。また、男性で詳しい人がいるのが意外に思えるかもしれませんが、実は肝斑は男性でも発症することがあります。
生半可な知識は危険、専門家に相談を
肝斑、という言葉自体が比較的最近聞かれ始めたものということもあり、聞いたことはあるけれど実際どういうものなのかはよくわからない、という人が多いことがアンケートの結果からうかがえます。自分や身近な人が発症すれば、必要に応じてネットを検索する、という形で今後知識が広まっていくことも予想されますが、やはり素人判断は禁物。不確かな知識で悪化させてしまう前に、まずは美容皮膚科などの専門家に相談して正しいケアを受けるほうが安全かもしれませんね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2015年05月29日〜2015年06月12日
- 有効回答数:100サンプル
- 2015/06/29
- 肝斑